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第103回薬剤師国家試験 問26

Gqタンパク質と共役してホスホリパーゼCを活性化する受容体はどれか。1つ選べ。

1 アドレナリンβ1受容体
2 ドパミンD2受容体
3 オピオイドμ受容体
4 アセチルコリンM2受容体
5 ヒスタミンH1受容体

 

 

 


解答
5


解説
<Gqタンパク質共役型受容体>
α1受容体、M1・M3受容体、H1受容体、5−HT2受容体、AT1受容体、V1受容体
<Gsタンパク質共役型受容体>
β1・β2受容体、H2受容体、D1受容体、グルカゴン受容体、5−HT4受容体、V2受容体、PGI2受容体
A2受容体
<Giタンパク質共役型受容体>
α2受容体、M2受容体、D2受容体、GABAB、5−HT1受容体、A1受容体、ADP受容体

第104回薬剤師国家試験 問294〜295

50歳男性。身長168 cm、体重98 kg。10年前より2型糖尿病を指摘されていたが未治療であった。健康診断の結果、糖尿病の教育入院となった。入院時に日常生活について聴取したところ、患者は1人暮らしで間食や糖質を多く含む炭酸飲料の摂取が多かった。夕食時には大量飲酒を行うなど、食生活が乱れていた。日常あまり運動していなかった。
入院時の検査値は、血圧140/82 mmHg、HbA1c 9.3%(NGSP値)、随時血糖234 mg/dL、血清クレアチニン 0.51 mg/dL、T–Bil 0.7mg/dL、AST 60 U/L、ALT 52 U/L、γ−GTP 130U/L、尿糖(+++)、尿タンパク(-)であった。
入院後、以下の薬剤が処方された。


問294(病態・薬物治療)
本症例では日常生活が乱れていることから、運動療法を併せて指導することとなった。この患者の運動療法に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。

1 運動時の脈拍数は100〜120拍/分以内に留めるように勧める。
2 増殖性網膜症を発症して重症化しても運動療法を継続する。
3 歩行運動を指導した場合は、消費カロリー分の食事量を増やすよう勧める。
4 肝機能障害があるため、空腹時(食前)の運動を勧める。
5 インスリン感受性を高めるため、有酸素運動を勧める。

 

 

 

 

 


解答
1、5


解説
1 正
糖尿病患者には、安全性と運動効果の観点から「中強度」の運動が推奨されている。糖尿病の運動療法における適度な脈拍数の目安を以下に示す。
59歳以下:120拍/分
60歳以上:100拍/分
2 誤
増殖性網膜症を発症している場合、運動による血圧変動により増殖性網膜症が悪化する場合があるため、高強度の有酸素運動やレジスタンス運動(筋力トレーニング)を避けることとされている。
3 誤
本患者はBMI(98÷1.682≒34.7)が高く、肥満であることから、減量する必要がある。そのため、歩行運動で消費したカロリー分の食事量を増やす必要はない。
4 誤
経口血糖降下薬を服用中やインスリン使用中の患者が空腹時に運動を行うと低血糖を起こすことがあるため、空腹時の運動を避ける必要がある。なお、本患者のように肝機能が低下している患者では糖新生が起こりにくいため、空腹時に運動すると低血糖を誘発しやすい。
5 正
有酸素運動やレジスタンス運動(筋力トレーニング)を行うことにより、インスリン感受性が高まり、血糖コントロールが良好になることがある。


問295(実務)
治療により、血糖コントロールが良好となったため退院し、下記の処方で治療を継続することとなった。この患者の退院時に薬剤師が行う説明として適切なのはどれか。2つ選べ。

1 多尿・頻尿が見られても水分補給は控えること。
2 嘔吐や腹痛の場合は、連絡すること。
3 高所作業や自動車の運転等には注意すること。
4 処方5を注射し忘れた場合は、次回投与日に2回分を注射すること。
5 タンパク質制限をした食事を摂取すること。

 

 

 

 

 


解答
2、3


解説
1 誤
ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物は、SGLT−2阻害薬であり、副作用として多尿、頻尿による脱水を引き起こしやすいため、ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物を服用中は、水分補給を積極的に行う必要がある。
2 正
デュラグルチドは重大な副作用として、急性膵炎や腸閉塞を起こすことがあるため、その初期症状である嘔吐や腹痛が現れた場合には、医師または薬剤師に連絡するように説明する必要がある。
3 正
両薬剤とも低血糖を誘発する可能性があるため、高所作業や自動車の運転等には注意するよう説明する必要がある。
4 誤
デュラグルチドを注射し忘れた場合の対処法について以下に示す。
投与を忘れた場合は、次回投与までの期間が3日間(72時間)以上であれば、気づいた時点で直ちに投与し、その後あらかじめ定めた曜日に投与すること。次回投与までの期間が3日間(72時間)未満であれば投与せず、次のあらかじめ定めた曜日に投与すること。
5 誤
本患者は、食生活が乱れていることから、栄養バランスのいい食事を摂取する必要がある。なお、タンパク質制限をした食事をする必要があるのは慢性腎不全の患者であり、本患者のように腎機能に問題ない(血清クレアチニンが基準値範囲内にある)場合は、タンパク質制限をした食事を摂取する必要はない。

第104回薬剤師国家試験 問296〜297

66歳女性。忙しい夫の会社を手伝っている。遠方に住む共働きの息子夫婦に半年ほど前に子供ができ、世話を頼まれたので、忙しい中、自宅と息子夫婦の家の行き来を繰り返している。2〜3週間前より、気分が優れず、食欲がなくなり、眠りにつくにも時間がかかるようになった。女性は、理由はわからないが「きっと私のせいで夫の会社が倒産する」と思うようになった。心配した夫と一緒に精神科を受診し、うつ病と診断された。
以下の処方箋を持ってこの患者が来局した。


問296(病態・薬物治療)
この患者の病態、症状及び検査に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 Self–rating Depression Scale(SDS)は診断に有用な評価スケールである。
2 被害妄想状態が認められる。
3 誇大妄想や精神運動制止が認められる。
4 食欲不振は身体症状である。
5 睡眠障害は中途覚醒である。

 

 

 

 

 

 

 

 


解答
1、4


動画解説


解説
1 正
Self–rating Depression Scale(SDS)は、患者本人が20の質問に答えていく心理検査である。SDSは、うつの程度を客観的に数値化することが可能であり、うつ病の補助診断ツールとして有用である。
2 誤
うつ病の症状は精神症状と身体症状に分けることができる。

本患者は、理由はわからないが「きっと私のせいで夫の会社が倒産する」と思うようになっていることから、罪業妄想が現れていると考えられる。なお、被害妄想が認められる疾患として、統合失調症がある。
3 誤
問題文より、本患者には精神運動制止(思考の停止、無言、無動など)や誇大妄想は認められていない。なお、うつ病では、精神運動制止が認められることがあるが、誇大妄想が認められることはない。
4 正
解説2参照
5 誤
問題文に「眠りにつくにも時間がかかるようになった」と記載されていることに加え、本患者に対して超短時間作用型の非ベンゾジアゼピン系睡眠薬であるエスゾピクロンが処方されていることから、本患者に認められる睡眠障害は、入眠障害であると考えられる。


問297(実務)
薬剤師がこの患者に対して行う説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。

1 胃腸症状が出現したら休薬してください。
2 処方1は、処方2の副作用を軽くするための薬剤です。
3 睡眠途中で目覚めた時の出来事を覚えていないことがあります。
4 口が乾くことがあります。
5 処方2と処方3の薬剤は長期間服用する必要があります。

 

 

 

 

 

 


解答
3、4


動画解説


解説
1 誤
処方1は選択的セロトニン再取り込み阻害薬であり、副作用として胃腸症状を起こすことがある。本剤服用中に胃腸症状が認められた場合には、患者の判断で勝手に休薬せず、必ず医師、薬剤師に連絡するように説明する必要がある。
2 誤
処方1はうつ症状を改善するための薬剤であり、処方2の副作用を軽減するための薬剤ではない。なお、処方2は処方1の作用が発現するまでの間に認められる不安を軽減するために処方されていると考えられる。
3 正
処方3は重大な副作用として一過性の前向性健忘(症状:服用後ある一定期間または夜間に中途覚醒したときのことを記憶していないなど)を起こすことがある。
4 正
処方2、3は副作用として口渇を起こすことがある。
5 誤
処方1の効果が現れ、不安や睡眠障害が改善されるとともに処方2、3を減薬または休薬する。

第104回薬剤師国家試験 問298〜299

23歳女性。20歳前後から強い頭痛と随伴症状のため大学を休みがちになったことから近医を受診しており、処方1及び処方2の薬剤が処方されていた。

薬局を訪れた患者は次のように薬剤師に話した。
「社会人になってからは仕事が忙しく、生活が不規則です。最近、頭痛の回数が多くなって、薬が足りなくなることがよくあります。仕事の都合上、発作が起こると困るときには、予防のため発作時の薬(処方1)を服用しています。今回、新しい薬(処方3)が追加されました。」


問298(病態・薬物治療)

本症例に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 随伴症状には悪心・嘔吐、光・音過敏がある。
2 発作時に痛みを和らげるには、入浴や軽い運動などが有効である。
3 処方1の薬剤を頻回使用すると、乱用頭痛を起こすおそれがある。
4 処方3の薬剤の代わりにエルゴタミンを用いることができる。
5 処方3は急性期の発作を抑えるために追加された。

 

 

 

 

 

 

 


動画解説


解説

1 正
処方薬より本患者は片頭痛治療中であると考えられる。片頭痛発作時には、随伴症状として悪心・嘔吐や光・音過敏が現れることがある。
2 誤
片頭痛発作時に入浴や運動をすると、痛みが悪化することがある。
3 正
処方1のようなトリプタン製剤を3ヶ月以上にわたって月に10日以上使用するとトリプタン乱用頭痛を誘発するおそれがあるため、トリプタン製剤の使用頻度には注意する必要がある。
4 誤
バルプロ酸ナトリウム徐放錠は、片頭痛を予防する目的で処方されている。そのため、バルプロ酸ナトリウムの代わりに片頭痛の急性期に用いられるエルゴタミン製剤を用いることはない。また、エルゴタミンとトリプタン製剤は併用禁忌であるため、処方1使用中の患者にエルゴタミン製剤を追加投与することはない。
5 誤
解説4参照


解答
1、3


問299(実務)
患者の薬物治療の経過をSOAP形式で薬剤服用歴管理記録簿に記載した。(S)、(O)、(A)、(P)の項目と対応する内容の組合せとして、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 S:処方2の用法・用量の変更は必要ないと判断した。
2 O:最近になって頭痛の回数が多くなった。
3 O:仕事の都合上、発作が起こると困るときには、予防のため発作時の薬を服用するようにしている。
4 A:処方1の薬剤の服用タイミングを正しく理解しておらず、再指導が必要と判断した。
5 P:次回来局時に、処方1の薬剤を予防的には使用していないことを確認する。

 

 

 

 

 


解説
SOAP形式とは、薬歴の経過記録の方法であり、S(Subjuctive:主訴や患者の訴えなどの主観的情報)、O(Objective:理学的所見などの客観的情報)、A(Assessment:評価、分析など)、P(Plan:検査や治療の指針、今後の治療計画など)にわけて患者情報を記載する。

1 誤
薬剤師の分析・評価に関する内容であるため、Aに記載する。
2 誤
患者の訴えに関する内容であるため、Sに記載する。
3 誤
患者の訴えに関する内容であるため、Sに記載する。
4 正
薬剤師の分析・評価に関する内容であるため、Aに記載する。
5 正
今後の治療計画に関する内容であるため、Pに記載する。


解答
4、5

第104回薬剤師国家試験 問300〜301

50歳男性。身長175 cm、体重80 kg、血清クレアチニン1.5 mg/dL。眼内炎、遷延する発熱、中心静脈カテーテル刺入部位の発赤及び圧痛があり、中心静脈カテーテル刺入部関連感染の疑いと診断された。細菌感染に対する抗菌療法に反応せず、カテーテル刺入部の膿、末梢血培養で真菌陽性、血液検査でβ−D−グルカン陽性のため、カテーテルを抜去し、ホスフルコナゾールによる治療を開始したが、治療反応性が悪かった。その後、刺入部位膿と血液の培養の結果、Candida krusei(カンジダ属真菌)が検出された。


問300(病態・薬物治療)
この患者の真菌感染症に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 表在性真菌感染症である。
2 ST(スルファメトキサゾール・トリメトプリム)合剤が有効である。
3 日和見感染症と考えられる。
4 鳥類の糞便中で増殖したものが、感染源となった可能性が高い。
5 侵襲性カンジダ症の1つである。

 

 

 

 

 


解説
1 誤
本症例では、中心静脈カテーテル留置により深在性真菌感染症であるカンジダ血症を発症していると考えられる。なお、表在性真菌感染症は、爪、表皮、粘膜などに真菌が感染することで発症する感染症である。
2 誤
ST合剤は、細菌感染症やニューモシスチス肺炎などに用いられるが、真菌感染症には用いられない。
3 正
カンジダ症は、一般に易感染状態の患者が日和見感染により発症する。
4 誤
解説3参照
5 正
深在性真菌感染症は、侵襲性カンジダ症の一種である。


解答
3、5


問301(実務)
本症例に対して、アムホテリシンBリポソーム製剤を静脈内投与することとした。この薬剤の投与に関して適切なのはどれか。2つ選べ。

1 溶解液を加えて振とうし、沈殿物が認められた場合は、添付のフィルターでろ過する。
2 添付のフィルターは、アルコールで消毒すれば再使用できる。
3 15分以内で静脈内に点滴投与する。
4 投与中あるいは投与後に発熱、悪寒、悪心等が発現しないかを観察する。
5 投与期間中は、腎機能を定期的にモニターする。

 

 

 

 

 


解説
1 誤
本剤を調製する際には、溶解液を加えて振とうし、沈殿物が認められた場合には、完全に溶解するまでさらに振とうすることとされている。
2 誤
本剤に添付されているフィルターは、1回限りの使用のみで再使用・再滅菌できない。
3 誤
1〜2時間かけて点滴静注する。
4 正
本剤投与による投与時関連反応(発熱、悪寒、悪心、嘔吐、頭痛、背部痛、骨痛など)の発現の有無を確認するため、投与中あるいは投与後に発熱、悪寒、悪心等が発現しないかを観察する。なお、投与時関連反応の予防あるいは治療法として、投与速度を遅らせるか、ジフェンヒドラミン、アセトアミノフェンおよびヒドロコルチゾンの投与が有効であるとの報告がある。
5 正
本剤投与により腎障害が現れることがあるため、定期的に腎機能、血清電解質の検査を行うなど観察を十分に行うこととされている。


解答
4、5

反応速度と温度の関係

1 アレニウス式

多くの反応において、反応速度定数は温度の影響を受けて変化することから、反応速度は温度の影響を受けて変化する。

反応速度定数kと温度Tの関係については、アレニウス式が成立する。

Aは頻度因子、Eaは活性化エネルギー、Rは気体定数であり、頻度因子、活性化エネルギーはアレニウスパラメーターとよばれ、温度に依存しない定数である。
アレニウス式より、頻度因子と活性化エネルギーから、ある温度における反応速度定数を決定することができる。このことから、反応速度定数と温度の関係を理解する上で、アレニウスパラメーター(頻度因子及び活性化エネルギー)は重要の項目であるといえる。反応速度定数kと温度Tの関係をグラフにすると下記のようになり、温度の上昇に伴い反応速度定数は指数関数的に増加する。


2 アレニウスプロット

アレニウス式の両辺に対数をとると、

となる。この式をもとに絶対温度の逆数(1/T)に対して反応速度定数の対数(lnk)をプロットすると、アレニウスプロットが得られる。

アレニウスプロットより、縦軸切片から頻度因子を、傾きから活性化エネルギーを得ることができる。

<頻度因子について>
頻度因子は、最高温度における速度定数であり、その次元(単位)は、速度定数と同じになる。なお、頻度因子は、アレニウスプロットのy軸切片から求めることができる。

<温度変化における速度定数の変化>
温度変化による速度定数の変化を「反応速度定数の温度依存性」といい、活性化エネルギーが大きいほど反応速度定数の温度依存性は大きい。


3 医薬品の安定性の比較

 医薬品の安定性は、反応速度定数(反応性を示す指標)と反比例の関係を示すことから、反応速度定数を比較することにより、医薬品の安定性を比較することが可能である。医薬品の安定性を比較するにあたっては、アレニウスプロットが利用される。
例えば、ある温度(T1)における反応性が同じ医薬品Aと医薬品Bがあり、活性化エネルギーの関係がEaA>EaBである場合について考えてみる。

ある温度(T1)では、反応速度定数kが同じになり、また、それぞれの活性化エネルギーの関係がEaA>EaBであることから、上記のようなプロットが得られる。このプロットより、高温側での反応性はA>B(安定性はA<B)、低温側での反応性はA<B(安定性はA>B)であり、温度により反応性(安定性)の大小関係が異なる。このように温度により反応性(安定性)の大小関係が逆転ことがある。
なお、活性化エネルギーが同じ医薬品や頻度因子が同じ医薬品では、温度により反応性が逆転することはない。


4 ポテンシャルエネルギー変化

ポテンシャルエネルギー図より、反応物が生成物になるためには活性化状態を経由することが必要であることがわかる。これについては、ポテンシャルエネルギー曲線上に球があるとイメージすると容易に理解できる。山を越えることができなければ、球は反応物側にころがり、山を越えることができれば、球は生成物側にころがる。要するに球が山を越えることができなければ生成物側に移行することができないため、反応は進行しない。

<活性化エネルギーについて>
活性化エネルギーについては、反応物のエネルギーと活性化状態のエネルギーの差で表される。活性化エネルギーが小さい場合、ポテンシャルエネルギー図における山は小さくなり、反応は進行しやすくなる。

<反応熱(ΔrH)>
ポテンシャルエネルギー図より、反応前と反応後のエネルギーの差を読み取ることができ、そのエネルギーは反応熱に該当する。
・反応前に比べ反応後のエネルギーが大きい場合:吸熱反応
・反応前に比べ反応後のエネルギーが小さい場合:発熱反応

ラミクタール錠小児用2、5mg/錠25mg、100mg(ラモトリギン)

ラミクタール錠小児用2、5mg/錠25mg、100mg(ラモトリギン)

名称

商品名:ラミクタール
一般名:ラモトリギン


剤形、規格

錠小児用:2、5 mg
錠:25、100mg


構造


薬効分類

抗てんかん薬、双極性障害治療薬


薬効薬理・作用機序

ラモトリギンは、Naチャネルを頻度依存的かつ電位依存的に抑制し、神経膜を安定化させ、興奮性神経伝達物質(グルタミン酸など)の遊離を抑制することにより抗てんかん作用を示すと考えられている。
なお、双極性障害に対して効果を示す機序は明確ではない。


適応症、服用方法、使用方法

・てんかん患者の下記発作に対する単剤療法
部分発作(二次性全般化発作を含む)
強直間代発作
定型欠神発作

・他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の下記発作に対する抗てんかん薬との併用療法
部分発作(二次性全般化発作を含む)
強直間代発作
Lennox-Gastaut症候群における全般発作

・双極性障害における気分エピソードの再発・再燃抑制

●てんかん患者に用いる場合
<成人>
①単剤療法の場合(部分発作(二次性全般化発作を含む)及び強直間代発作に用いる場合)
通常、ラモトリギンとして最初の2週間は1日25mgを1日1回経口投与し、次の2週間は1日50mgを1日1回経口投与し、5週目は1日100mgを1日1回又は2回に分割して経口投与する。その後は、1〜2週間毎に1日量として最大100mgずつ漸増する。維持用量は1日100〜200mgとし、1日1回又は2回に分割して経口投与する。
症状に応じて適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日量として最大100mgずつ、1日用量は最大400mgまでとし、いずれも1日1回又は2回に分割して経口投与する。

②バルプロ酸ナトリウムを併用する場合
通常、ラモトリギンとして最初の2週間は1回25mgを隔日に経口投与し、次の2週間は1日25mgを1日1回経口投与する。その後は、1〜2週間毎に1日量として25〜50mgずつ漸増する。維持用量は1日100〜200mgとし、1日2回に分割して経口投与する。

③バルプロ酸ナトリウムを併用しない場合
1. 本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤を併用する場合
通常、ラモトリギンとして最初の2週間は1日50mgを1日1回経口投与し、次の2週間は1日100mgを1日2回に分割して経口投与する。その後は、1〜2週間毎に1日量として最大100mgずつ漸増する。維持用量は1日200〜400mgとし、1日2回に分割して経口投与する。
2. 1.以外の薬剤を併用する場合
単剤療法の場合に従う。

小児>
①単剤療法の場合(定型欠神発作に用いる場合)
通常、ラモトリギンとして最初の2週間は1日0.3mg/kgを1日1回又は2回に分割して経口投与し、次の2週間は1日0.6mg/kgを1日1回又は2回に分割して経口投与する。その後は、1〜2週間毎に1日量として最大0.6mg/kgずつ漸増する。維持用量は1日1〜10mg/kgとし、1日1回又は2回に分割して経口投与する。症状に応じて適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日量として最大0.6mg/kgずつ、1日用量は最大200mgまでとし、いずれも1日1回又は2回に分割して経口投与する。

②バルプロ酸ナトリウムを併用する場合
通常、ラモトリギンとして最初の2週間は1日0.15mg/kgを1日1回経口投与し、次の2週間は1日0.3mg/kgを1日1回経口投与する。その後は、1〜2週間毎に1日量として最大0.3mg/kgずつ漸増する。維持用量は、バルプロ酸ナトリウムに加えて本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤を併用する場合は1日1〜5mg/kgとし、本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤を併用していない場合は1日1〜3mg/kgとし、1日2回に分割して経口投与する。なお、1日用量は最大200mgまでとする。

①バルプロ酸ナトリウムを併用しない場合
1. 本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤を併用する場合
通常、ラモトリギンとして最初の2週間は1日0.6mg/kgを1日2回に分割して経口投与し、次の2週間は1日1.2mg/kgを1日2回に分割して経口投与する。その後は、1〜2週間毎に1日量として最大1.2mg/kgずつ漸増する。維持用量は1日5〜15mg/kgとし、1日2回に分割して経口投与する。なお、1日用量は最大400mgまでとする。
2. 1.以外の薬剤を併用する場合
バルプロ酸ナトリウムを併用する場合に従う。

●双極性障害における気分エピソードの再発・再燃抑制に用いる場合
①単剤療法の場合
通常、成人にはラモトリギンとして最初の2週間は1日25mgを1日1回経口投与、次の2週間は1日50mgを1日1回又は2回に分割して経口投与し、5週目は1日100mgを1日1回又は2回に分割して経口投与する。6週目以降は維持用量として1日200mgを1日1回又は2回に分割して経口投与する。症状に応じて適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日量として最大100mgずつ、1日用量は最大400mgまでとし、いずれも1日1回又は2回に分割して経口投与する。

バルプロ酸ナトリウムを併用する場合
通常、成人にはラモトリギンとして最初の2週間は1回25mgを隔日に経口投与、次の2週間は1日25mgを1日1回経口投与し、5週目は1日50mgを1日1回又は2回に分割して経口投与する。6週目以降は維持用量として1日100mgを1日1回又は2回に分割して経口投与する。症状に応じて適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日量として最大50mgずつ、1日用量は最大200mgまでとし、いずれも1日1回又は2回に分割して経口投与する。

バルプロ酸ナトリウムを併用しない場合
1. 本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤を併用する場合
通常、成人にはラモトリギンとして最初の2週間は1日50mgを1日1回経口投与、次の2週間は1日100mgを1日2回に分割して経口投与し、5週目は1日200mgを1日2回に分割して経口投与する。6週目は1日300mgを1日2回に分割して経口投与し、7週目以降は維持用量として1日300〜400mgを1日2回に分割して経口投与する。症状に応じて適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日量として最大100mgずつ、1日用量は最大400mgまでとし、いずれも1日2回に分割して経口投与する。
1.以外の薬剤を併用する場合
単剤療法の場合に従う。

下田武

併用する薬剤によって投与方法が異なるため、投与する際には併用薬を確認しながら用法・用量が適切であるか判断する必要があります。


警告

本剤の投与により中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、薬剤性過敏症症候群等の全身症状を伴う重篤な皮膚障害があらわれることがあり、死亡に至った例も報告されているので、以下の事項に注意すること。

1.用法・用量を超えて本剤を投与した場合に皮膚障害の発現率が高いことから、本剤の「用法・用量」を遵守すること。
(1)投与開始時は定められた用法・用量を超えないこと。バルプロ酸ナトリウム併用時の投与開始2週間までは隔日投与にすること(成人のみ)。
(2)維持用量までの漸増時も定められた用法・用量を超えないこと。また、増量時期を早めないこと。

2.発疹発現時には早期に皮膚科専門医に相談し、適切な処置を行うこと。また、発疹に加え以下に示す症状があらわれた場合には重篤な皮膚障害に至ることがあるので、直ちに本剤の投与を中止すること。
発熱(38℃以上)、眼充血、口唇・口腔粘膜のびらん、咽頭痛、全身倦怠感、リンパ節腫脹 

3.重篤な皮膚障害の発現率は、小児において高いことが示されているので、特に注意すること。

4.患者又は家族に対して、発疹や上記の症状があらわれた場合には直ちに受診するよう指導すること。


使用できない場合(禁忌)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者


使用するにあたっての注意事項

1.本剤の投与による発疹は斑状・丘疹状にあらわれることが多く、重篤な皮膚障害の発現率は、本剤投与開始から8週間以内に高く、また、バルプロ酸ナトリウムと併用した場合、あるいは小児において高いことが示されているので、本剤の投与にあたっては十分に注意し、異常が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。

2.小児において、発疹の初期徴候は感染と誤診されやすいので、本剤投与開始8週間以内に発疹及び発熱等の症状が発現した場合には特に注意すること。

3.双極性障害患者を含め、うつ症状を呈する患者は希死念慮があり、自殺企図のおそれがあるので、このような患者は投与開始早期並びに投与量を変更する際には患者の状態及び病態の変化を注意深く観察すること。また、新たな自傷、気分変動、アカシジア/精神運動不穏等の情動不安定の発現、もしくはこれらの症状の増悪が観察された場合には、服薬量を増量せず、徐々に減量し、中止するなど適切な処置を行うこと。

4.自殺目的での過量服用を防ぐため、自殺傾向が認められる患者に処方する場合には、1回分の処方日数を最小限にとどめること。

5.家族等に自殺念慮や自殺企図、興奮、攻撃性、易刺激性等の行動の変化及び基礎疾患悪化があらわれるリスク等について十分説明を行い、医師と緊密に連絡を取り合うよう指導すること。

6.てんかん患者では、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、てんかん発作の増悪又はてんかん重積状態があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、発疹の発現等安全性の観点から直ちに投与を中止しなければならない場合を除き、少なくとも2週間以上かけて徐々に減量するなど慎重に行うこと。

7.眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。


副作用

<主な副作用>
傾眠、発疹、頭痛、めまい、胃腸障害 など

<重大な副作用>
1.中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)及び皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
2.薬剤性過敏症症候群
3.再生不良性貧血汎血球減少無顆粒球症
4.血球貪食症候群
5.肝炎、肝機能障害及び黄疸
6.無菌性髄膜炎


体内動態

ラモトリギンは主としてグルクロン酸転移酵素(主にUGT1A4)で代謝される。


飲み合わせ(相互作用)

<併用注意>
1. バルプロ酸ナトリウム
◆臨床症状・措置方法
本剤の消失半減期が約2倍延長するとの報告がある。
◆機序・危険因子
肝におけるグルクロン酸抱合が競合する。

2. 本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤
(フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、プリミドン、リファンピシン、ロピナビル・リトナビル配合剤)
◆臨床症状・措置方法
本剤の血中濃度が低下する。
◆機序・危険因子
肝における本剤のグルクロン酸抱合が促進される

3. アタザナビル/リトナビル
◆臨床症状・措置方法
アタザナビル及びリトナビル両剤と本剤を併用した場合に本剤の血中濃度が低下したとの報告がある。本剤維持用量投与中にアタザナビルとリトナビルを投与開始又は投与中止する場合には、本剤の用量調節を考慮すること。
◆機序・危険因子
肝における本剤のグルクロン酸抱合が促進される。

4. カルバマゼピン
◆臨床症状・措置方法
本剤とカルバマゼピンの併用により、めまい、失調、複視、霧視、嘔気等が発現したという報告があり、通常、これらの症状はカルバマゼピンの減量により回復する。
◆機序・危険因子
機序不明

5. リスペリドン
◆臨床症状・措置方法
本剤とリスペリドンの併用時には、それぞれの単独投与時に比較して、傾眠の報告が多いとの報告がある。
◆機序・危険因子
機序不明

6. 経口避妊薬(卵胞ホルモン・黄体ホルモン配合剤)
◆臨床症状・措置方法
本剤とエチニルエストラジオール・レボノルゲストレル配合剤との併用において、以下の報告がある。
1)本剤の血中濃度が減少したとの報告があるので、本剤維持用量投与中に経口避妊薬を投与開始又は投与中止する場合には、本剤の用量調節を考慮すること。
2)レボノルゲストレルの血中濃度が減少し、血中卵胞ホルモン(FSH)及び黄体形成ホルモン(LH)が上昇し、エストラジオールが僅かに上昇したとの報告がある。
なお、他の経口避妊薬及び高用量のエストロゲンとの併用は検討されていないが、同様の影響が考えられる。
◆機序・危険因子
1)肝における本剤のグルクロン酸抱合が促進される。
2)機序不明


(注意事項)
作成日時の時点における医薬品情報を使用して作成しております。
医薬品を使用する前には、必ず最新の添付文書を確認するようにしてください。

第104回薬剤師国家試験 問302〜303

病院の薬事委員を務める薬剤師が、新規に薬価収載された抗がん剤Xの資 料を作成するために、転移性乳癌患者を対象とした治験に関する情報を収集した。


問302(実務)
治験で得られた臨床成績を確認するための資料として適しているのはどれか。2つ選べ。

1 医療用医薬品品質情報集(オレンジブック)
2 医薬品インタビューフォーム
3 審査報告書
4 医薬品安全対策情報(Drug Safety Update;DSU)
5 日本薬局方

 

 

 

 


解説
1 誤
医療用医薬品品質情報集(オレンジブック)は、後発医薬品の品質評価のための進捗状況、溶出パターンなどをまとめた情報集である。
2 正
医薬品インタビューフォームは、添付文書の情報を補完する目的で、日本病院薬剤師会が記載要項を策定し、製薬企業が作成・提供している医薬品情報であり、治験で得られた臨床成績が記載されている。
3 正
審査報告書は、医薬品が承認されるまでの審査に関する情報が記載されたものであり、治験で得られた臨床成績が記載されている。
4 誤
医薬品安全対策情報DSU(Drug Safety Update)は、医療用医薬品添付文書の「使用上の注意」の改訂情報を収載したものである。
5 誤
日本薬局方は、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて定めた医薬品の規格基準書である。


解答
2、3


問303(病態・薬物治療)
この薬剤師は、前問の資料から、転移性乳癌患者を対象として新規抗がん剤Xと既存薬の奏効割合を比較した下表の結果を得た。この解析に用いられた統計手法 として適切なのはどれか。1つ選べ。

1 対応のあるt検定
2 対応のないt検定
3 カイ二乗検定
4 分散分析
5 Mann–WhitneyのU検定

 

 

 

 

 

 


解説
本設問では、新規抗がん剤Xと既存薬の奏効割合を比較していることから、この解析で用いられた検定手法は、カイ二乗検定であると考えられる。


解答
3

複合反応

生体内の反応、放射壊変、医薬品の合成反応には、単純な反応だけではなく、可逆反応、平行反応、連続(逐次)反応などの複合反応が関与していることが多い。
ここでは1次反応による可逆反応、平行反応、連続(逐次)反応を確認していく。


1 可逆反応

可逆反応とは、A→Bのように進行する反応(正反応)とB→Aのように進行する反応(逆反応)が同時認められる反応のことである。

例えば、下記のような可逆反応が認められる場合

正反応における速度式と逆反応における速度式は下記のように表すことができる。

可逆反応では、時間の経過に伴って濃度変化が穏やかになり、最終的には見かけ上、濃度変化が認められなくなる。このような状態を平衡状態という。平衡状態においては、正反応の速度と逆反応の速度が等しくなることから、下記の式が成立する。

k1[A]eq=k1[B]eq

([A]eq[B]eq:平衡状態におけるA及びBの濃度)

平衡状態を表す指標には、平衡定数Kがあり、下記のように表される。

平衡定数Kより、平衡状態における、及び速度定数に比を求めることができる。


2 平行反応

平行反応とは、反応物より複数の生成物が作られる反応のことである。
例えば、下記のような平行反応が認められる場合

Bの生成速度式及びCの生成速度式は下記のように表すことができる

また、Aの分解速度については、Bの生成速度とCの生成速度の和と等しくなることから、下記のように表すことができる。

なお、[B]:[C]については、時間によらず速度定数の比kB:kCとなる。

[B]:[C]については、時間によらず速度定数の比kB:kCとなることから、時間t1および時間t2において青矢印と黄矢印の長さの比は、kB:kCとなる。


3 連続反応(逐次反応)

連続反応(逐次反応)とは、反応物から生成物ができ、生成物から2次生成物、3次生成物ができる反応のことである。

例えば、下記のような連続反応が認められる場合

Aの分解速度式及びCの生成速度式は下記のように表すことができる

また、中間体Bの濃度変化については、Bの生成速度とBの分解速度の差より求めることができる。

連続反応(逐次反応)では、中間体BはAから生成せれ、その後、分解(消失)することから、極大値を有する濃度変化を示し、その濃度変化はk1及びk2の影響を受ける。

<連続反応(逐次反応)における律速段階について>
連続反応(逐次反応)では、全体の反応のうち、最も時間がかかる段階を律速段階という。
例えば、A→Bに要する時間が10時間、B→Cに要する時間が5分である場合、AからCになる時間は全体で10時間5分となる。A→Cになる反応において、A→Bに要する時間が長いことから、A→Bが律速段階であるといえる。連続反応(逐次反応)において、律速段階を改善すると、全体の反応時間を短くすることができる。

第104回薬剤師国家試験 問168

体内動態が線形 1-コンパートメントモデルに従う薬物の経口投与に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 なお、ka及びkelは、それぞれ吸収速度定数及び消失速度定数を表し、t は投与後の時間を表す。

1 バイオアベイラビリティが一定であるとき、最高血中濃度は投与量の平方根に比例する。
2 最高血中濃度到達時間は投与量に依存しない。
3 血中濃度時間曲線下面積(AUC)はkaに比例する。
4 血中濃度は、A(e-kel・t +e-ka・t)(A:濃度の単位で表される定数)で表される。
5 ka≫kelのとき、血中濃度推移の消失相から得られる消失半減期はln2/ kelで表される。

 

 

 

 

 

 

 

 

動画解説


解説
1 誤
バイオアベイラビリティが一定であるとき、最高血中濃度は投与量に比例する。

2 正
最高血中濃度到達時間は、吸収速度定数及び消失速度定数に依存するが、投与量には依存しない。

3 誤
経口投与時のAUCは下記の式で表されることから、kaに無関係である。

4 誤
血中濃度は、A(ekel・teka・t)(A:濃度の単位で表される定数)で表される。

5 正
詳細については動画解説参照


解答
2、5