第90回薬剤師国家試験 問28(改)

第90回薬剤師国家試験 問28(改) 高速液体クロマトグラフ法による物質の定量に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 内標準法は標準添加法ともよばれ、定量結果に対して被検成分以外の成分の影響が無視できない場合に適している。 2 内標準法を用いて定量を行う場合、作成する検量線の縦軸には被検成分のピーク面積又はピーク高さをとる。 3 内標準物質としては、被検成分に近い保持時間をもち、いずれのピークとも完全に分離する安定な物質が適している。 4 絶対検量線法を用いて定量を行う場合、注入操作などの測定操作を厳密に一定の条件に保つ必要はない。 5 ピーク面積の測定を行う場合、ピーク高さの中点におけるピーク幅にピーク高さを乗じてピーク面積を求めることができる。               解答 3、5 解説 1 誤 内標準法と標準添加法は異なる方法である。 2 誤 内標準法を用いて定量を行う場合、作成する検量線の縦軸には、内標準物質のピーク面積又はピーク高さに対する標準被験成分のピーク面積又はピーク高さの比をとる。 3 正 4 誤 絶対検量線法を用いて定量を行う場合、注入操作などの測定操作を厳密に一定の条件に保つ必要がある。 5 正 → Read More

第90回薬剤師国家試験 問126(改)

第90回薬剤師国家試験 問126(改) オピオイド受容体に作用する薬物に関する記述について、誤っているのはどれか。2つ選べ。 1 フェンタニルは合成麻薬であり、μ受容体を刺激し、鎮痛効果はモルヒネよりも強い。 2 ナロキソンは、オピオイド受容体を特異的に遮断するため、急性のモルヒネ中毒の治療に用いられる。 3 ペチジンは麻薬に指定されていない鎮痛薬で、中枢神経興奮作用がある。 4 ペンタゾシンは、κ受容体刺激作用と弱いμ受容体遮断作用を有する鎮痛薬である。 5 モルヒネは、第Ⅲ脳神経(動眼神経)核に作用して散瞳をきたし、化学受容器引金帯を直接刺激するために、悪心・嘔吐を生じる。                 解答 3、5 解説 1 正しい フェンタニルは合成麻薬であり、μ受容体を刺激し、鎮痛効果を示す。フェンタニルの鎮痛効果は、モルヒネよりも強いとされている。 2 正しい ナロキソンは麻薬拮抗薬であり、オピオイドμ受容体を特異的に遮断するため急性のモルヒネ中毒の治療に用いられる。 3 誤っている ペチジンは麻薬性鎮痛薬であり、中枢神経興奮作用を有する。 4 正しい ペンタゾシンは非麻薬性鎮痛薬であり、κ受容体刺激作用により鎮痛作用を示すが、弱いμ受容体刺激作用によりモルヒネ拮抗作用を示す。 5 誤っている モルヒネは、第Ⅲ脳神経(動眼神経)核に作用して縮瞳をきたし、化学受容器引金帯を直接刺激するために、悪心・嘔吐を生じる。 → Read More