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第95回薬剤師国家試験 問126(改) 統合失調症治療薬

統合失調症治療薬に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。

  1. ペロスピロンは、選択的にセロトニン5-HT4受容体及びドパミンD2受容体を遮断し、陽性症状を改善する。
  2. スルピリドは、末梢のドパミンD2受容体も遮断し、胃運動を亢進させて胃潰瘍を悪化させる。
  3. クエチアピンは、著しい高血糖を招くことがあるので、糖尿病の既往歴のある患者に禁忌である。
  4. ハロペリドールデカン酸エステルは、投与間隔が4週間と長いため、統合失調症の維持療法に用いられる。
  5. クロルプロマジンの重大な副作用に、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)がある。
解答・解説

解答
1、2

解説
1 誤っている
ペロスピロンは、選択的にセロトニン5–HT2受容体およびドパミンD2受容体を遮断し、陽性症状および陰性症状を改善する。

2 誤っている
スルピリドは、末梢のドパミンD2受容体も遮断し、胃運動を亢進させて胃潰瘍を改善する。

3 正しい

4 正しい

5 正しい

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