HOME > 第87回薬剤師国家試験 > 第87回薬剤師国家試験 第87回薬剤師国家試験 問43(基礎薬学) 酵素 2023年2月10日 酵素に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 酵素はタンパク質であるが、RNAの中にも酵素としての触媒活性を有するものがある。 一般に酵素活性は、pHやイオン強度により大きな影響を受ける。 基質分子と酵素タンパク質との結合は、主にイオン結合である。 Michaelis定数(Km)が小さいほど、酵素と基質との親和性が高い。 解答・解説 解答 3 解説 1 正しい 酵素とは、生体内で触媒として作用する物質のことであり、主にタンパク質であるが、RNAの中にも酵素としての触媒活性を有するリボザイムが存在する。 2 正しい 一般に酵素活性は、pH、イオン強度(電解質濃度)、温度により大きな影響を受ける。なお、酵素活性が最も高くなるpH、温度をそれぞれ至適pH、至適温度という。 3 誤っている 酵素と基質の結合は、イオン結合、水素結合、疎水結合などの様々な非共有結合である。 4 正しい Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -第87回薬剤師国家試験