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第87回薬剤師国家試験 問51(基礎薬学) 骨格筋と平滑筋

骨格筋と平滑筋に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 平滑筋は自律神経系の支配を受け、随意筋とよばれる。
  2. 骨格筋と平滑筋は、横紋構造をもつ横紋筋である。
  3. 平滑筋のなかには、持続的収縮や律動的収縮を起こすものがある。
  4. 骨格筋の筋小胞体はよく発達しているが、平滑筋の筋小胞体の発達は悪い。

解答・解説

解答
3、4

解説
1 誤
平滑筋は自律神経系の支配を受けており、不随意筋に該当する。なお、骨格筋は、運動神経の支配を受けており、随意筋に該当する。

2 誤
骨格筋は横紋構造を有する横紋筋であるが、平滑筋には横紋構造が認められない。

3 正
血管平滑筋は血管の緊張度を保つために持続的に収縮しており、腸管平滑筋は壁内神経叢からの信号により律動的に収縮(蠕動運動、分節運動など)している。

4 正
骨格筋では筋小胞体がよく発達しており、筋小胞体に貯蔵されているCa2で収縮に必要なCa2を賄うことができるが、平滑筋では筋小胞体の発達が悪く、収縮するためには細胞外から流入するCa2が必要である。

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