肺胞の構造と機能に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 肺胞は、直径1cm程度の袋で、空気と接する上皮細胞の内側は平滑筋に覆われている。
- Ⅰ型肺胞上皮細胞は、扁平で肺胞の内表面の大部分を覆っている。
- Ⅱ型肺胞上皮細胞は、分泌細胞ともよばれ、界面活性物質(サーファクタント)を分泌する。
- 肺への血液は、大動脈から分岐した肺動脈から供給される。
肺胞の構造と機能に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 正 4 誤解答・解説
2、3
1 誤
肺胞は、直径約100µm程度の袋で、空気と接する上皮細胞の内側は界面活性物質(サーファクタント)に覆われている。
肺胞上皮細胞には、Ⅰ型肺胞上皮細胞、Ⅱ型肺胞上皮細胞がある。Ⅰ型肺胞上皮細胞は、扁平で肺胞の内表面の大部分を覆っており、肺胞でのガスの交換に関与している。また、Ⅱ型肺胞上皮細胞は、分泌細胞ともよばれ、界面活性物質(サーファクタント)の分泌に関与している。
解説2参照
肺への血液は、右心室を起始部とする肺動脈から供給される。
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