遺伝子工学に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- ES(胚性幹)細胞は、すべての組織の細胞に分化できる能力を持つ。
- 特定の塩基配列を認識して切断する制限酵素は、遺伝子組換え技術に頻繁に用いられる。
- 相同組換えを利用して特定の遺伝子を人工的に欠損させたマウスをノックアウトマウスとよぶ。
- ほ乳類での最初の体細胞クローン動物はウシで作られた。
遺伝子工学に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 正しい 3 正しい 4 誤っている解答・解説
4
1 正しい
胚性幹細胞とは、発生初期段階である胚盤胞の一部である内部細胞塊より作られる幹細胞細胞株であり、すべての組織の細胞に分化できる能力を有する。
特定の塩基配列を認識して切断する制限酵素は、遺伝子組換え技術において、必要なDNA断片を遺伝子DNAから取り出す際に用いられる。
相同組換えを利用して特定の遺伝子を人工的に欠損させたマウスをノックアウトマウス(ジーンノックアウトマウス)とよぶ。
ほ乳類での最初の体細胞クローン動物はヒツジで作られた。
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