ビタミンの過不足に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ビタミンKが欠乏すると血栓ができやすくなる。
- ビタミンAの過剰症として、頭蓋内圧亢進症が知られている。
- ビタミンB6が欠乏すると末梢神経障害である脚気を引き起こす。
- ビタミンDの過剰症として、高カルシウム血症が知られている。
ビタミンの過不足に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 正解答・解説
2、4
1 誤
ビタミンKが欠乏すると、血液凝固障害が現れやすくなる。
ビタミンAの過剰症として、急性中毒と慢性中毒が現れることがあり、急性中毒として脳脊髄圧の上昇、慢性中毒として頭蓋内圧亢進症、脱毛、肝障害、四肢痛などが起こることがある。
ビタミンB6が欠乏すると、脂漏性皮膚炎、口唇炎、舌炎、けいれん、貧血などが起こることがある。なお、ビタミンB1が欠乏すると、末梢神経障害である脚気を引き起こすことがある。
ビタミンDの過剰症として、カルシウム吸収亢進による高カルシウム血症、異常石灰化などを引き起こすことがある。
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