活量及びイオン強度に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 理想溶液では、活量係数は1である。
- Na+、Cl−の活量係数をそれぞれγ+、γ−とすると、NaClの平均活量係数γ±は、γ±=(γ+・γ−)1/2で表される。
- 1.0×10-6 mol/L CaCl2水溶液のイオン強度は、1.0×10-6 mol/Lである。
- 溶液中ではイオン間に相互作用が働くため、イオン強度が増大すると、平均活量係数は1より大きくなる。
活量及びイオン強度に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 誤解答・解説
1、2
1 正
1価–1価の電解質の平均活量係数は陽イオン及び陰イオンの活量係数を幾何平均したもので表される。
2価–1価の電解質のイオン強度は、モル濃度の3倍となるため、1.0×10-6 mol/L CaCl2水溶液のイオン強度は、3.0×10-6である。
イオン間の相互作用が増大すると、活量係数は1より小さくなる。
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