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第93回薬剤師国家試験 問55(基礎薬学) 細胞内情報伝達

細胞内情報伝達に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 受容体チロシンキナーゼである上皮増殖因子(EGF)受容体は、7回膜貫通型である。
  2. ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3-キナーゼ)は、細胞の増殖や生存に関係するシグナル伝達に関わっている。
  3. エストロゲン受容体は、リガンドの結合によって立体構造変化を起こし、特定の遺伝子の転写を調節する。
  4. Gタンパク質共役型受容体(GPCR)は、キナーゼによってリン酸化された後に、Gタンパク質に結合できる。

解答・解説

解答
2、3

解説
1 誤
受容体チロシンキナーゼである上皮増殖因子(EGF)受容体は、1回膜貫通型である。

2 正
ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3-キナーゼ)は、発がん、がん細胞の生存、増殖、転移などに重要な役割を果たしている。

3 正
エストロゲンは、ステロイド構造を有する脂溶性ホルモンであり、エストロゲンが受容体に結合すると、立体構造変化を起こし、特定の遺伝子の転写を起こす。

4 誤
Gタンパク質共役型受容体(GPCR)は、Gタンパク質に結合する際、キナーゼによるリン酸化を必要としない。

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第106回薬剤師国家試験 問114

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