神経伝達物質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- γ-アミノ酪酸(GABA)は、中枢神経系組織に存在する興奮性アミノ酸である。
- γ-アミノ酪酸(GABA)は、L-グルタミン酸から生合成され、シナプス間隙に遊離される。
- グリシンは、脊髄や脳幹に高濃度に存在するアミノ酸で、興奮性伝達物質の1つである。
- L-グルタミン酸は、中枢における興奮性シナプス伝達の中心的役割を担っている。
神経伝達物質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 正解答・解説
2、4
1 誤
γ-アミノ酪酸(GABA)は、中枢神経系組織に存在する抑制性アミノ酸である。
γ-アミノ酪酸(GABA)は、L-グルタミン酸にグルタミン酸デカルボキシラーゼが作用することにより生合成され、シナプス間隙に遊離される。
グリシンは、脊髄や脳幹に高濃度に存在するアミノ酸で、抑制性伝達物質の1つである。
L-グルタミン酸は、記憶、学習に関係する海馬、大脳皮質に多く存在し、中枢における興奮性シナプス伝達の中心的役割を担っている。
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