ヌクレオチドに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ペントースリン酸エステルのC1′に塩基が結合したものをヌクレオチドという
- プリンは、生合成過程において遊離塩基として合成されてから糖部分に結合する。
- ピリミジンは、生合成過程においてピリミジン環として合成されてから糖部分に結合する。
- プリンは、サルベージ経路により再利用されない。
ヌクレオチドに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正 4 誤解答・解説
1、3
1 正
ペントースリン酸回路で生成したD-リボース-5′-リン酸に塩基が結合したものをヌクレオチドという。
新生経路において、プリンヌクレオチドのプリン部分は、PRPP(5′-ホスホリボシル-1′-二リン酸)の1′位に原料が結合することで合成される。
新生経路において、ピリミジンヌクレオチドが合成される際、ピリミジンは生合成過程においてピリミジン環として合成されてから糖部分に結合する。
プリン塩基の新生能力が低い組織(脳など)では、サルベージ経路によりプリンが再利用される。
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