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第88回薬剤師国家試験 問39(基礎薬学) 脂質

次の脂質a~dに関する記述ア~エについて、正しいものの組合せはどれか。1つ選べ。ただしR1、R2、R3は長鎖アルキル基である。

解答・解説

解答
2

解説
aは、トリアシルグリセロールの構造であり、動物体内では脂肪組織に多く存在し、生体内の代表的な貯蔵物質である。bは、血小板活性化因子であり、好塩基球、マクロファージ、肥満細胞、血管内皮細胞などで刺激に応じて産生され、血小板凝固作用を示す。cは、ホスファチジルイノシトールであり、細胞内情報伝達に関与する。ホスファチジルイノシトールのリン酸化体であるホスファチジルイノシトール-4,5-二リン酸がホスホリパーゼCにより加水分解されると、細胞内情報伝達物質であるホスファチジルイノシトール-1,4,5-三リン酸とジアシルグリセロールを生じる。dは、ホスファチジルコリン(レシチン)であり、生体膜の重要な構成成分である。

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