労働衛生管理に関する記述のうち、作業管理に該当するのはどれか。2つ選べ。
- 特殊健康診断を実施する。
- 作業環境測定を実施する。
- 局所排気を行う。
- 健康障害リスクを評価し、作業の手順や方法を最適化する。
- 作業者が呼吸用保護具を着用する。
労働衛生管理に関する記述のうち、作業管理に該当するのはどれか。2つ選べ。
解答
4、5
解説
労働安全衛生法における労働衛生管理には、作業環境管理、作業管理、健康管理がある。
作業環境管理は、作業環境中の有機溶剤や粉じんなど有害因子の状態を把握して、種々の有害要因を取り除いて、良好な状態で管理することである。作業管理は、作業時間・作業量作業方法などの適正化を図り、労働者への負担を少なくすることである。健康管理は、作業者の健康状態を健康診断で把握して、その結果に基づいて作業環境及び作業との関連性を検討し、作業者の健康障害を未然に防ぐことである。
1 誤
特殊健康診断を実施することは、環境管理に該当する。
2 誤
作業環境測定を実施することは、作業環境管理に該当する。
3 誤
局所排気を行うことは、作業環境管理に該当する。
4 正
健康障害リスクを評価し、作業の手順や方法を最適化することは、作業管理に該当する。
5 正
作業者が呼吸用保護具を着用することは、作業管理に該当する。
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