固定相としてオクタデシルシリル(ODS)化シリカゲル、移動相としてアセトニトリルと緩衝液(pH3)の混合溶媒を用いて、ベンゼン、トルエン及び安息香酸の分離を液体クロマトグラフィーにより行った。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、質量分布比をkとする。
- トルエン、ベンゼン、安息香酸の順に溶出する。
- 移動相中のアセトニトリルの含量を増やすと、ベンゼン、トルエン及び安息香酸のkは大きくなる。
- ベンゼン、トルエン及び安息香酸の保持には、疎水性相互作用が働いている。
- 移動相中の緩衝液のpHを3から7に変えると、安息香酸のkは小さくなる。
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