遺伝子の翻訳に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 真核細胞のリボソームは、40 Sと60 Sのサブユニットから構成される。
- 大腸菌の翻訳開始因子であるIF-2は、ATP結合タンパク質である。
- 終止コドンは3種類存在する。
- サプレッサーtRNAは、終止コドンを認識してリボソームのPサイトにアミノ酸を運ぶtRNAである。
遺伝子の翻訳に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正 4 誤解答・解説
1、3
1 正
リボソームはrRNAとタンパク質の複合体であり、小サブユニットと大サブユニットの2つのサブユニットから成り、タンパク質合成に関わる。真核細胞のリボソームは、40 Sと60 Sのサブユニットから構成され、原核細胞のリボソームは、30Sとの50Sサブユニットから成る。
大腸菌の翻訳開始因子であるIF-2は、GTP結合タンパク質である。
終止コドンは3種類(UAA、UAG、UGA)存在する。
サプレッサーtRNAは、終止コドンを認識してリボソームのAサイトにアミノ酸を運ぶtRNAである。
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