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第96回薬剤師国家試験 問56(基礎薬学) エイコサノイド

エイコサノイドに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. エイコサノイドの代謝は速やかであるため、その作用は産生局所にとどまり、全身に波及することは少ない。
  2. シクロオキシゲナーゼ(COX)のアイソザイムであるCOX-2は、発現誘導を受けにくい構成型酵素である。
  3. エイコサノイドは、細胞内に貯蔵されず、刺激に応じて産生される。
  4. アラキドン酸とエイコサペンタエン酸は、炭素数が1つ異なる。

解答・解説

解答
1、3

解説
1 正
エイコサノイド(プロスタグランジン、トロンボキサン、ロイコトリエンなど)は、細胞内には蓄積されず、刺激に応じて産生される。また、代謝が速やかであるため、作用は産生局所にとどまり、全身に波及することはまれである。

2 誤
シクロオキシゲナーゼ(COX)のアイソザイムであるCOX-1は、発現誘導を受けにくい構成型酵素である。なお、COX-2は誘導型であり、炎症時に産生され、発熱や疼痛に関与する。

3 正
解説1参照

4 誤
アラキドン酸とエイコサペンタエン酸は、炭素数が20(同じ)である。

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