アラキドン酸に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 炭素数20で、4つの炭素―炭素二重結合を有する。
- ロイコトリエンを生合成するための前駆体となる。
- リン脂質である。
アラキドン酸に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤解答・解説
1、2
1 正
アラキドン酸は、不飽和脂肪酸であり、炭素数20で、4つの炭素―炭素二重結合を有する。
アラキドン酸は、動物細胞膜、小胞体膜の主要構成成分であるリン脂質のグリセロールの2位に結合しており、ホスホリパーゼA2の作用により生体膜から遊離する。遊離したアラキドン酸にリポキシゲナーゼが作用するとロイコトリエン類が合成され、シクロオキシゲナーゼが作用するとプロスタグランジン類やトロンボキサンが合成される。
アラキドン酸はリン脂質の構成成分であり、脂肪酸の一種である。
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