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第93回薬剤師国家試験 問41(基礎薬学) タンパク質と酵素

タンパク質と酵素に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. タンパク質を構成する20種類のアミノ酸は、左旋性(-)である。
  2. タンパク質の二次構造には、αへリックスやβシートなどがある。
  3. タンパク質のユビキチン化は、プロテアソームによるタンパク質分解の標識となる。
  4. 酵素タンパク質の活性は、競合阻害剤の添加によりKmは変化しないが、Vmaxは小さくなる。

解答・解説

解答
2、3

解説
1 誤
タンパク質を構成する20種類のアミノ酸には、左旋性(-)と右旋性(+)を示すものがある。

2 正
タンパク質の二次構造には、αヘリックス(螺旋状構造)とβシート(ジグザグ状に伸びた波状構造)がある。

3 正
ユビキチンは、不要なタンパク質と結合することにより分解すべきタンパク質の標識となる。また、プロテアソームはユビキチンにより標識された不要なタンパク質に選択的に結合し、短いペプチドに分解する。

4 誤
酵素タンパク質の活性は、競合阻害剤の添加によりVmaxは変化しないが、Kmは小さくなる。

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