HOME > 第91回薬剤師国家試験 > 第91回薬剤師国家試験 第91回薬剤師国家試験 問64(衛生薬学) ビタミン 2023年2月2日 ビタミンの過不足に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 ビタミンKが欠乏すると血栓ができやすくなる。 ビタミンAの過剰症として、頭蓋内圧亢進症が知られている。 ビタミンB6が欠乏すると末梢神経障害である脚気を引き起こす。 ビタミンDの過剰症として、高カルシウム血症が知られている。 解答・解説 解答 2、4 解説 1 誤 ビタミンKが欠乏すると、血液凝固障害が現れやすくなる。 2 正 ビタミンAの過剰症として、急性中毒と慢性中毒が現れることがあり、急性中毒として脳脊髄圧の上昇、慢性中毒として頭蓋内圧亢進症、脱毛、肝障害、四肢痛などが起こることがある。 3 誤 ビタミンB6が欠乏すると、脂漏性皮膚炎、口唇炎、舌炎、けいれん、貧血などが起こることがある。なお、ビタミンB1が欠乏すると、末梢神経障害である脚気を引き起こすことがある。 4 正 ビタミンDの過剰症として、カルシウム吸収亢進による高カルシウム血症、異常石灰化などを引き起こすことがある。 Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -第91回薬剤師国家試験