末梢神経系に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 体性神経系は、平滑筋、心筋、腺などの効果器を支配する。
- 神経筋接合部における伝達物質は、アセチルコリンである。
- 交感神経節における伝達物質は、ノルアドレナリンである。
- 副交感神経節後ニューロン終末の神経伝達物質は、アセチルコリンである。
末梢神経系に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 正解答・解説
2、4
1 誤
平滑筋、心筋、腺などの効果器を支配するのは、自律神経系である。なお、体性神経系は、運動神経、知覚神経に分類され、前者は骨格筋の運動に関する情報を中枢から骨格筋に伝え、後者は感覚器で感知した情報を中枢に伝える。
神経筋接合部とは、運動神経終末と骨格筋の間の部分のことである。骨格筋は、運動神経の終末からアセチルコリンが遊離し、ニコチン性アセチルコリン受容体が刺激されると収縮する。
交感神経節における伝達物質は、アセチルコリンである。
副交感神経節後ニューロン終末から遊離するのは、アセチルコリンである。
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