心臓に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 洞房結節において、心拍リズム形成に必要な興奮が発生する。
- 心臓において興奮は、房室結節、ヒス束、左右の脚、プルキンエ線維とよばれる一連の特殊なニューロンにより伝導される。
- 心電図において、QRS波は、心室の収縮の始まりに対応している。
- 心臓を支配する交感神経活動が亢進すると、心拍数が増加する。
心臓に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤っている 3 正しい 4 正しい解答・解説
2
1 正しい
心臓において興奮は、洞房結節から始まり、房室結節→ヒス束→左右脚→プルキンエ線維の順に特殊心筋を介して伝導される。
解説1参照
心電図とは、心臓の活動電位の時間的変化をグラフとして表したものであり、QRS波は、心室の電気的興奮(心室の収縮の始まり)に対応している。
交感神経が興奮すると、その節後線維終末からノルアドレナリン(NAd)が遊離され、心臓のアドレナリンβ1受容体が刺激されることで心機能が亢進する。
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