消化器系に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 胃腺の壁細胞はペプシノーゲンを、主細胞は塩酸を分泌する。
- 胃液分泌は、ガストリンとよばれる消化管ホルモンの働きで抑制される。
- グルコースやアミノ酸は、小腸上皮細胞の管腔側細胞膜に存在する能動輸送系により吸収される。
- 胆汁酸は肝臓でコレステロールから合成され、胆汁成分として十二指腸に分泌される。
消化器系に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正 4 正解答・解説
3、4
1 誤
ペプシノーゲンは、胃底腺に存在する主細胞から分泌され、塩酸は胃底腺に存在する壁細胞から分泌される。
ガストリンは、幽門腺のG細胞から分泌されるホルモンであり、胃酸分泌促進作用を示す。
生体内に必要なグルコースやアミノ酸は、小腸上皮細胞の管腔側細胞膜に存在する能動輸送系により吸収される。
胆汁酸は肝臓でコレステロールから合成され、胆嚢へ運搬・貯蔵された後、総胆管を経て十二指腸に分泌される。
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