自律神経系に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 交感神経系は、一般に刺激に応じて緊急時に作動し、エネルギーの消費に働く。
- 副交感神経系は、一般に平常時の生体機能を保つ役割を果たし、エネルギーの保存に働く。
- 交感神経系の興奮により、消化管の運動及び消化液の分泌の促進がみられる。
- 副交感神経系の興奮により、心拍数増加及び心収縮力増加といった心臓機能の亢進がみられる。
自律神経系に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 誤解答・解説
1、2
1 正
交感神経系は、血管収縮、心機能亢進、散瞳など一般に刺激に応じて緊急時に作動し、エネルギーの消費に働く。それに対して、副交感神経系は、血管拡張、心機能抑制など一般に平常時の生体機能を保つ役割を果たし、エネルギーの保存に働く。
解説1参照
交感神経系の興奮により、消化管運動、消化液分泌の抑制が認められる。
副交感神経系の興奮により、心臓機能の抑制(心拍数低下及び心収縮力低下)が認められる。
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