特にリスクの高い薬物とその注意点又は特徴の組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 誤 5 正解答・解説
2、5
1 誤
トファシチニブクエン酸塩は、既存治療で効果不十分な関節リウマチ、中等症から重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)に使用される。
カペシタビンは、副作用として手足症候群を起こすとの報告があるため、防止対策としての保湿指導(ヘパリン類似物質含有軟膏や白色ワセリン使用による保湿など)が必要である。
メトホルミンは、1型糖尿病に使用されることはない。
アルテプラーゼは、虚血性脳血管障害急性期に伴う機能障害の改善(発症後4.5時間以内)、急性心筋梗塞における冠動脈血栓の溶解(発症後6時間以内)に使用される。
オキサリプラチンは、副作用として末梢神経障害を起こすとの報告があるため、末梢神経障害の予防のために寒冷刺激を避ける必要がある。
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