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第106回薬剤師国家試験 問339

第106回薬剤師国家試験 問339

78歳男性。てんかん発作の予防のために以下の処方による治療を受けていた。

最近、嚥下能が低下してきたことから、デパケンシロップ(注25%を1日3回服用する処方へ変更することになった。

シロップ剤の1回量を、賦形剤を加えて最小の整数mLにする場合、14日分の賦形剤の量(mL)として最も適切なのはどれか。1つ選べ。なお、製剤間でバイオアベイラビリティは同等であるとする。

  1. 9.4
  2. 14
  3. 28
  4. 112
  5. 224
  6. 252

 

 

 

 

 

解答・解説

解答
3

解説
① 服用中の1日当たりのバルプロ酸ナトリウムの量を求める
200mg/錠×4錠/日=800mg/日

② 1日当たりのシロップ剤の量を求める
800mg/日÷50mg/mL=16mL

③ 賦形剤の必要量を求める
1回量を最小の整数mLにするためには、シロップの全量を18mLにする必要があるため、1日当たり2mL賦形剤を入れる必要がある。このことから、14日分の賦形剤の量は2mL/日×14日=28mLとなる。

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