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第94回薬剤師国家試験 問45(基礎薬学) 消化器系に作用するホルモン

消化器に働くホルモンと薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. ガストリンは、胃液分泌を促進する消化管ホルモンであり、G細胞から分泌される。
  2. ペプシノーゲンは、胃腺の主細胞から分泌され、胃酸によりペプシンになる。
  3. セクレチンは、胃粘膜から分泌され、血流に乗って膵臓に到達し、膵液の分泌を促す。
  4. シメチジンは、胃腺の壁細胞にあるH,K-ATPアーゼの働きを阻害し、胃酸分泌を抑制する。

解答・解説

解答
1、2

解説
1 正
ガストリンは、胃幽門部に存在するG細胞から血液中に分泌される消化管ホルモンであり、胃酸分泌促進作用を有する。

2 正
ペプシノーゲンは、胃底腺の主細胞から分泌される消化酵素前駆体であり、胃酸によりペプシンになる。

3 誤
セクレチンは、十二指腸S細胞から血液中に分泌される消化管ホルモンであり、血流に乗って膵臓に到達し、膵液分泌を促す。

4 誤
シメチジンはヒスタミンH2受容体遮断することにより胃酸分泌を抑制する。

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