細胞内情報伝達に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 細胞膜受容体の多くはビタミンD3などの脂溶性リガンドを結合する。
- 脂溶性リガンドと結合した核内受容体は、転写因子として遺伝子発現を制御する。
- 三量体Gタンパク質を介して情報伝達を行う受容体として、7回膜貫通型受容体がある。
- 癌遺伝子産物のRasは、セリン/トレオニンキナーゼの下流に位置する代表的な低分子量Gタンパク質である。
細胞内情報伝達に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 正 4 誤解答・解説
2、3
1 誤
脂溶性リガンド(ビタミンA、ビタミンD、ステロイドホルモンなど)は、細胞質内受容体や核内受容体に結合する。
脂溶性リガンドと結合した核内受容体は、転写因子として作用し、核内で行われる遺伝子の発現を制御する。
三量体Gタンパク質を介して情報伝達を行う受容体(Gタンパク質共役型受容体)は、7回膜貫通型受容体である。
癌遺伝子産物のRasは、セリン/トレオニンキナーゼの上流に位置する代表的な低分子量Gタンパク質である。
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