下記の相図(融点図)に示すように、液体状態では完全に混和するが、固体状態では混ざり合わないA、B 2種の物質がある。A、Bの融点はそれぞれTa、Tbであり、また組成比4:6で共融混合物を形成する。図に示すように、A、Bを7:3で混合し、温度T1で加熱し完全に融解させた後、温度T2まで冷却し、平衡状態とした。このときの状態に関する記述のうち正しいものはどれか。
- 液体状態のAの中に共融混合物が析出している。
- 液体状態のBの中に共融混合物が析出している。
- 固体Aと、A:B=1:1の組成からなる溶液が共存する。
- 固体Bと、A:B=1:1の組成からなる溶液が共存する。
- 固体Aと、A:B=7:3の組成からなる溶液が共存する。
- 固体Bと、A:B=7:3の組成からなる溶液が共存する。