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第86回薬剤師国家試験 問35(改)(基礎薬学) 物理学的診断法

物理学的診断法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 超音波診断法では、ヒトの可聴域の上限を超える周波数をもつ音波が使用される。
  2. MRI(Magnetic Resonance Imaging)法では非侵襲的に体内を描画することができる。
  3. CT(Computed Tomography)スキャン法には遠赤外線が使用される。
  4. ファイバースコープ法に用いる光学ファイバーは、光の全反射ではなく、屈折光を利用している。
  5. X線造影法の実施にあたって、人体に対する放射線の影響を考慮する必要は全くない。

解答・解説

解答
1、2

解説
1 正
超音波診断法では、ヒトの可聴域の上限を超える周波数2〜20MHzの超音波が用いられることが多く、腹部では5〜7.5 MHz、深部臓器では2〜5 MHz程度の超音波が用いられる。

2 正

3 誤
CT(Computed Tomography)スキャン法にはX線、ポジトロン、γ線が使用される。

4 誤
ファイバースコープ法に用いる光学ファイバーは、屈折光ではなく、光の全反射を利用している。

5 誤
X線は人体に対して影響を及ぼすため、X線造影法の実施にあたって、人体に対する放射線の影響を考慮する必要がある。

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