状態関数と経路関数に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 熱と仕事は経路関数である。
- 温度は示量性の状態関数である。
- エンタルピーは示強性の状態関数である。
- 熱力学第一法則より、内部エネルギーは経路関数であることがわかる。
- 状態関数の変化量は、可逆過程でも不可逆過程でも等しい。
状態関数と経路関数に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 誤 5 正解答・解説
1、5
1 正
熱と仕事は、系の状態が定まっても、一義的に定まらず、経路に依存するため、経路関数である。
温度は系の大きさや、系に含まれる物質量に依存しないため、示強性状態関数である。
エンタルピーは、系に含まれる物質量に依存するため、示量性状態関数である。
熱力学第一法則より、内部エネルギーは状態関数であることがわかる。
状態関数は系の状態が定まると一義的に定まるため、状態関数の変化量は、可逆過程でも不可逆過程でも等しい。
コメント