キャピラリー電気泳動は、微量の試料の分析に極めて有用であり、臨床検査における血清タンパク質の分析にも用いられている。溶融シリカ毛細管を用いたキャピラリー電気泳動に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- pH7の緩衝液を用いると、電気浸透流は陰極から陽極の方向に向かう。
- キャピラリーゾーン電気泳動ではpH7の緩衝液を用いると、陽イオン性物質と中性物質は同時に泳動される。
- キャピラリーゲル電気泳動でタンパク質を分離すると、分子サイズの大きい順に検出される。
- キャピラリー等電点電気泳動では、緩衝液に両性電解質(ポリアミノカルボン酸など)を溶解して分離を行う。
- ミセル動電クロマトグラフィーでは、中性物質の相互分離が可能である。
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