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第106回薬剤師国家試験 問79

保険薬局の調剤報酬に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。 

  1. 薬剤料は薬剤の納入価格で算定する。 
  2. 調剤基本料は、全ての保険薬局で同じ点数である。
  3. 薬学管理料が含まれる。
  4. 報酬の請求は厚生労働大臣に対して行う。
  5. 薬局で自ら点数を定めて請求できる。

解答・解説

解答
3

解説
1 誤
薬剤料は、薬価基準を基にして使用した薬剤の総価格を算定する。

2 誤
調剤基本料は、保険薬局で異なり、薬局の処方箋受付回数、特定の保険医療機関からの処方箋受付回数による調剤の割合(集中率)、一定回数以上の処方受付を行っているグループ薬局、特定先との不動産賃貸借関係、妥結率、かかりつけ薬局機能等の要件により決定される。

3 正
調剤報酬は、調剤技術料、薬学管理料、薬剤料、特定保険医療材料料で構成される。

4 誤
報酬の請求は、医療保険の保険者に請求する。ただし、ほとんどの保険者は審査支払機関に業務を委託しており、実際には審査支払機関(社会保険診療報酬支払基金又は国民健康保険団体連合会)に請求を行うことが多い。

5 誤
調剤報酬の算定方法は、「健康保険法の規定による療養に要する費用の額の算定方法」に規定され、その額については「調剤報酬点数表」に定められている。

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