眼瞼痙れんの診断によりA型ボツリヌス毒素製剤の治療が開始となった。そこで、使用経験のある薬剤師が未経験の薬剤師に、その薬剤調製時の注意事項について指導することになった。本剤の取扱いについて、適切なのはどれか。2つ選べ。
- 溶解前は常温に保存する。
- 保存剤を含んでいないが、溶解後3日以降も使用できる。
- 溶解後の保存は冷凍を避ける。
- 残った薬液は、次亜塩素酸ナトリウム溶液を加えて失活させる。
- 溶解時に激しく攪拌し、泡立てると効果が増強するので避ける。
眼瞼痙れんの診断によりA型ボツリヌス毒素製剤の治療が開始となった。そこで、使用経験のある薬剤師が未経験の薬剤師に、その薬剤調製時の注意事項について指導することになった。本剤の取扱いについて、適切なのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正 4 正 5 誤解答・解説
3、4
1 誤
本剤は5℃以下で保存する必要がある。
本剤には保存剤が含まれていないので、調整後は速やかに使用する。
調整後は凍結させない。
残った薬液は、0.5%次亜塩素酸ナトリウムを加えて失活させた後、密閉可能な廃棄袋または箱に廃棄する。
溶解時には、変性する(効果が減弱する)ため、泡立ちや激しい攪拌を避ける。
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