シクロオキシゲナーゼ−1(COX−1)と比較して COX−2に対する選択性が高く、胃腸障害が少ない非ステロイド性抗炎症薬はどれか。1つ選べ。
- エトドラク
- ジクロフェナク
- ロキソプロフェン
- スリンダク
- オキサプロジン

シクロオキシゲナーゼ−1(COX−1)と比較して COX−2に対する選択性が高く、胃腸障害が少ない非ステロイド性抗炎症薬はどれか。1つ選べ。
解答
1
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解説
●シクロオキシゲナーゼのアイソザイム(COX–1、COX–2)
COXにはCOX–1とCOX–2というアイソザイムがあり、COX–1は全身組織に分布し、COX–2は主に炎症部位に発現する
COX–1を阻害すると胃腸障害、腎障害、出血傾向が現れ、COX–2を阻害すると抗炎症作用、鎮痛作用が現れる
選択的にCOX–2を阻害する薬(エトドラク、メロキシカム、セレコキシブなど)は、非選択的COX阻害薬に比べ、胃腸障害、腎障害、出血傾向が現れにくい
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