心不全治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- メチルジゴキシンは、Na+, K+ -ATPase を阻害して、心筋細胞内Ca2+ 濃度を上昇させて陽性変力作用を示す。
- リシノプリルは、アンジオテンシンⅡの分解を阻害して、心筋のリモデリングを抑制する。
- コルホルシンダロパートは、サイクリック AMP(cAMP)誘導体で、細胞内でcAMPに変換されて心筋収縮力を増強する。
- ピモベンダンは、トロポニンCのCa2+ 感受性を増大させるとともに、ホスホジエステラーゼⅢを阻害して、強心作用を示す。
- カルペリチドは、グアニル酸シクラーゼ内蔵型受容体を遮断して、心臓の前負荷及び後負荷を軽減させる。

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