病原菌に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)は、リポ多糖を含む細胞壁をもっている。
- 梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)は、血液平板培地で培養できる。
- ネズミチフス菌(Salmonella typhimurium)は、芽胞形成菌である。
- ヘリコバクターピロリ(Helicobacter pylori)は、アンモニアを産生することにより胃酸から自らを守る。
病原菌に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 正解答・解説
4
1 誤
マイコプラズマは、人工培地で増殖することができる最小の微生物で、細胞壁を有していない。
梅毒トレポネーマは、血液平板培地などの人工培地、組織培地では培養できない。
ネズミチフス菌(Salmonella typhimurium)は、グラム陰性桿菌であり、芽胞を形成しない。
ヘリコバクターピロリは、強いウレアーゼ活性を有しており、尿素を分解してアンモニアを産生し、胃酸を中和することで自らの増殖を可能としている。
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