市販後に比べ、治験で得られる情報には限界がある。その原因となる治験の特徴として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 症例数が少ない。
- 交絡要因が多い。
- 使用期間が短い。
- 併用薬や併用療法に制限が加えられている。
- 被験者の年齢幅が狭い。
市販後に比べ、治験で得られる情報には限界がある。その原因となる治験の特徴として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 参考解答・解説
2
治験で得られる情報の限界については、「5 toos」で表される。
5 toos
・too few:被験者数(症例数)が少ない
・too simple:合併症や併用療法を有する患者が制限されている
・too median−age:被験者の年齢幅が狭い(小児、高齢者が除外されている)
・too narrow:適応症が限定されている
・too brief:投与期間が短い
治験では、「年齢の幅が狭い」「合併症を有する患者が制限されている」「適応症が限定されている」ことから、交絡因子が少ない。
交絡因子とは、実験結果に影響を与える調査因子以外の因子
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[…] 第98回 問67 […]