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第98回薬剤師国家試験 問67(必須問題) 治験

市販後に比べ、治験で得られる情報には限界がある。その原因となる治験の特徴として、誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 症例数が少ない。
  2. 交絡要因が多い。
  3. 使用期間が短い。
  4. 併用薬や併用療法に制限が加えられている。
  5. 被験者の年齢幅が狭い。

解答・解説

解答
2

解説
治験で得られる情報の限界については、「5 toos」で表される。

5 toos
・too few:被験者数(症例数)が少ない
・too simple:合併症や併用療法を有する患者が制限されている
・too median−age:被験者の年齢幅が狭い(小児、高齢者が除外されている)
・too narrow:適応症が限定されている
・too brief:投与期間が短い
治験では、「年齢の幅が狭い」「合併症を有する患者が制限されている」「適応症が限定されている」ことから、交絡因子が少ない。

参考
交絡因子とは、実験結果に影響を与える調査因子以外の因子

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