HOME > 第98回薬剤師国家試験 > 第98回薬剤師国家試験 第98回薬剤師国家試験 問185 2020年4月11日 第98回薬剤師国家試験 問185 膵がんとその治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 大多数は、膵内分泌腺から発生する。 2 黄疸を伴うことはない。 3 血糖値の上昇を伴うことがある。 4 化学療法として、ゲムシタビン塩酸塩が用いられる。 5 遠隔転移がある場合でも、5年生存率は80%以上である。 解答・解説 解答 3、4 解説 1 誤 膵がんのほとんどは、膵管がんであり、膵外分泌腺から発生する。 2 誤 膵がんは主な症状として、腹痛、黄疸、腰背部痛、体重減少を起こす。 3 正 膵がんでは、インスリン分泌機能の低下により血糖値の上昇を伴うことがある。 4 正 膵がんに対する化学療法として、ゲムシタビン塩酸塩やTS−1(テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤)が用いられる。 5 誤 膵がんは早期発見が難しく、予後が極めて悪い。 Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -第98回薬剤師国家試験