競合的アンタゴニストを加えることによりアゴニストの用量-反応曲線が矢印のように変化した。正しいのはどれか。1つ選べ。
競合的アンタゴニストを加えることによりアゴニストの用量-反応曲線が矢印のように変化した。正しいのはどれか。1つ選べ。
解答 解説解答・解説
1
アンタゴニストとは、生体内受容体に働き神経伝達物質やホルモンなどの働きを阻害する薬物のことである。競合的アンタゴニストを加えると、アゴニストと受容体の結合が競合的に阻害されるため、アゴニストの反応率は低下するが、アゴニストの量を増加させると、反応率が増加し最終的にはアゴニストの反応率は100%となる。このことより、競合的アンタゴニストを加えると、アゴニストの用量−反応曲線は高用量側にシフトする。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 第97回 問27 […]