65歳女性。高血圧症、骨粗しょう症、慢性便秘症及び脂質異常症の治療でかかりつけ薬局を利用し、処方1及び処方2の薬剤を2年間服用している。さらに、脂質異常症については食事療法の効果が不十分で、処方3を2ヶ月前に開始した。
昨夜から全身の筋肉痛が生じているため、一般用医薬品の痛み止めを求めて来局した。昨日は、日課としている約2kmの散歩しかしておらず、普段はその程度の運動で筋肉痛は起こらないと言う。 また、胃が弱いので内服ではなく、テレビコマーシャルで見たロキソプロフェン含有テープ剤の購入を希望している。
問222(実務)
かかりつけ薬剤師のこの患者への対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
- 処方3の薬剤の服用継続を指導する。
- 最近の尿の色を確認する。
- 体のだるさの有無を確認する。
- ロキソプロフェン含有テープ剤を使用して様子をみるように勧める。
- 補中益気湯の服用を勧める。
問223(物理・化学・生物)
この患者の筋肉の状態を知るために血液検査をする場合、注目すべき生体成分はどれか。2つ選べ。
- クレアチンキナーゼ
- ビリルビン
- 乳酸デヒドロゲナーゼ
- ヘモグロビン
- 尿酸
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