パーソナリティの認知におけるハロー効果の傾向を示す説明として、適切なのはどれか。1つ選べ。
- 自分が考える自分の姿と他人に見える姿が一致している。
- 好ましい（好ましくない）特徴があると、その他の特徴も高く（低く）認識する。
- 最初に提示された情報が全体の印象を方向づける。
- 最後に得られた情報が全体の印象に影響を与える。
- 個人的経験から、Aという特性があると必ずBという特性があると認識する。
解答・解説
解答
2
解説
１ 誤
ジョハリの窓とは、自分と他人の認識のずれを理解する自己分析の方法であり、自分と他人の認識により自己の性質を4つに分類することができる。
２ 正
ハロー効果とは、ある対象を評価するとき、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についても評価が歪められることである。
３ 誤
初頭効果に関する記述である。初頭効果とは、最初に提示された情報が全体の印象を方向づけることである。
４ 誤
新近効果に関する記述である。新近効果とは、最後に得られた情報が全体の印象に影響を与えることである。
５ 誤
論理的過誤に関する記述である。論理的過誤とは、これまでの人生経験からある特性を有する人は、必ずこうであると決めつけてしまう傾向のことである。
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