ニュルンベルク綱領を踏まえ「人間を対象とする医学研究の倫理的原則」を内容とする、世界医師会が採択した宣言はどれか。1つ選べ。
- リスボン宣言
- ヘルシンキ宣言
- 世界人権宣言
- ジュネーブ宣言
- ポツダム宣言
ニュルンベルク綱領を踏まえ「人間を対象とする医学研究の倫理的原則」を内容とする、世界医師会が採択した宣言はどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 誤 5 誤解答・解説
2
1 誤
リスボン宣言は、1981年にリスボンで開催された第34回世界医師会総会で採択されたものであり、患者の権利が示されている。
ヘルシンキ宣言は、ニュルンベルク綱領(ナチスのユダヤ人に対する非人道的な人体実験の事件判例の一部を示したもの)を踏まえ、人間を対象とする医学研究の倫理的原則を規定したものであり、各国のGCP省令はこれに基づき制定されている。
世界人権宣言は、1948年にパリで行われた国連総会において採択されたものであり、基本的人権尊重の原則を定めたものである。
ジュネーブ宣言は、1948年の世界医師会総会で採択されたものであり、医の倫理に関する規定である。
ポツダム宣言は、1945年にイギリス、アメリカ、中華民国の名において日本に対し発された降伏勧告の宣言である。
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