吸収促進剤の添加により水溶性薬物の吸収を改善した薬剤はどれか。1つ選べ。
- バラシクロビル錠
- セフチゾキシムナトリウム坐剤
- イトラコナゾール内用液
- シクロスポリン内用液
- カンデサルタン シレキセチル錠
吸収促進剤の添加により水溶性薬物の吸収を改善した薬剤はどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 誤 5 誤解答・解説
2
1 誤
バラシクロビル錠は、アシクロビルにバリンを結合させてペプチドトランスポーターPEPT1に認識させることで消化管吸収を改善したプロドラッグである。
セフチゾキシムナトリウム坐剤は、吸収促進剤のカプリン酸ナトリウムを添加することで、セフチゾキシムナトリウムの吸収を改善した製剤である。
イトラコナゾール内用液は、溶解補助剤ヒドロキシ-β-シクロデキストリンを添加することで、難溶解性のイトラコナゾールを液剤化した製剤である。
シクロスポリン内用液は、添加剤によりマイクロエマルションを形成するように設計された製剤で、消化管吸収において食事の影響を受けにくい。
カンデサルタン シレキセチル錠は、カンデサルタンにシレキセチルを結合させて消化管吸収を改善したプロドラッグである。
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