フォークトモデルにおいて、一定の力をかけ続けたときのひずみが時間経過とともに増加する現象はどれか。1つ選べ。
- 応力緩和
- クリープ
- クリーミング
- ダイラタンシー
- チキソトロピー

フォークトモデルにおいて、一定の力をかけ続けたときのひずみが時間経過とともに増加する現象はどれか。1つ選べ。
解答
2
解説
フォークトモデルとは、バネとダッシュポットを並列につないだモデルである。フォークトモデルでは、一定の力をかけ続けると、ひずみが時間経過とともに増加する現象(クリープ)が認められる。
1 誤
応力緩和とは、物体に一定のひずみを与えてそのまま保持するとき、物体の応力が時間の経過とともに次第に低下する現象のことである。
2 正
3 誤
クリーミングとは、エマルションの分散媒と分散相の密度差により、分散相が浮上もしくは沈降する現象のことである。
4 誤
ダイラタンシーとは、せん断応力及びせん断速度が増加すると、それに伴って、粘度が次第に大きくなる現象のことである。
5 誤
チキソトロピーとは、懸濁性注射剤にせん断応力を与えて、等温下で静置するとき、粘度が徐々に回復する現象のことである。
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