日本薬局方で確認試験が適用される対象医薬品、操作、及びその結果の組合せのうち、正しいのはどれか。２つ選べ。
解答 解答 ２ 正 ３ 誤 ４ 誤 ５ 誤解答・解説
1、2
１ 正
対象医薬品：フルオシノニド
フルオシノニドを規定の方法により分解するとフッ化物を含む溶液が得られる。フッ化物を含む溶液にクロム酸・硫酸試液を加えて加熱すると、フッ化水素ガスが発生し、ガラスが腐食されるため、液は試験管の内壁を一様にぬらさない。
対象医薬品：アセタゾラミド
本品に粒状の亜鉛及び薄めた塩酸を加えると、アセタゾラミドが分解され、硫化水素が発生する。発生した硫化水素と酢酸鉛が反応し、黒色の硫化鉛が発生する。よって、発生したガスに潤した酢酸鉛（Ⅱ）紙を黒変する。
対象医薬品：イオタラム酸
本品を直火で加熱すると、紫色のヨウ素ガスを発生する。
対象医薬品：デフェロキサミンメシル酸塩
本品の水溶液に塩化鉄（Ⅲ）試液を加えるとき、液は濃赤色を呈する。
対象医薬品：インドメタシン
本品に炎色反応試験（2）を行うとき、緑色を呈する。
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