薬剤師国家試験の過去問の解説をはじめ、薬剤師国家試験を勉強するに当たって必要な情報を提供しています。

第103回薬剤師国家試験

第103回薬剤師国家試験　問55

2020年5月9日

第103回薬剤師国家試験　問55

経口徐放性製剤の利点として適切なのはどれか。１つ選べ。

１　作用発現開始時間の短縮
２　肝初回通過効果の減少
３　最高血中濃度の増大
４　副作用発現頻度の低下
５　最小有効濃度の低下

解答・解説

解答
4

解説
経口徐放性製剤は、消化管内で徐々に主薬を放出することから血中濃度が急激に上昇しにくいため、副作用発現頻度の低下を期待することができる。

-第103回薬剤師国家試験

第103回薬剤師国家試験　問54 | yakugaku lab（薬剤師国家試験解説、薬学に関する情報　サイト）より:

2018年5月13日 12:22 AM

[…] 第103回　問55 […]

返信

comment コメントをキャンセル

関連記事

: 第103回薬剤師国家試験　問56（必須問題）　腫瘍マーカー

肺腺がんの診断に有用な腫瘍マーカーはどれか。１つ選べ。 NSE CA125 CEA PSA AFP 解答・解説解答 3 解説１　誤 NSE（neuron−specificenolase）は、神経芽 ...

: 第103回薬剤師国家試験　問82（必須問題）　医薬品情報

添付文書の「警告」や「禁忌」に追加する情報を迅速に伝達するために、厚生労働省の指示のもとに製造販売業者が作成する文書はどれか。１つ選べ。医療用医薬品製品情報概要イエローレター医薬品安全対策情報 ...

: 第103回薬剤師国家試験　問318〜319（実践問題）　過去問解説

72歳男性。通院困難なため在宅医療を受けている。医師の訪問時に男性の家族より、夜になると咳が止まらなくなり本人が眠れていないことが伝えられた。診察の結果、次の薬剤が処方され、薬剤師が在宅にて対応するこ ...

: 第103回薬剤師国家試験　問127（理論問題）　相対危険度

表は、福岡県の久山町研究において65歳以上の住民826名を15年間追跡し、65歳の時点での高血圧と耐糖能異常が、その後の脳血管性認知症とアルツハイマー病の発症に及ぼす影響について調べたものである。この ...

: 第103回薬剤師国家試験　問216〜217（実践問題）　SGLT2、GLUT

45歳女性。4年前、2型糖尿病と診断され、グリメピリド錠とボグリボース錠による薬物治療を開始した。最近の検査の結果より、主治医は以下の薬剤を追加した。患者はその処方箋を薬局に持参した。問216　（物 ...

: 第103回薬剤師国家試験　問140（理論問題）　室内環境

室内換気の重要な指標である二酸化炭素に関する記述のうち、正しいのはどれか。２つ選べ。ヒトの呼気中には、10〜15％の二酸化炭素が含まれる。血液中では酸素よりも強くヘモグロビンのヘム鉄に結合し、ヘモ ...

: 第103回薬剤師国家試験　問18（必須問題）　食中毒

冬季に患者発生数がピークになる食中毒の病因物質はどれか。１つ選べ。カンピロバクター・ジェジュニツキヨタケ腸炎ビブリオノロウイルスサルモネラ属菌解答・解説解答 4 解説冬季に患者発生数が ...

: 第103回薬剤師国家試験　問332（実践問題）　注射剤の配合変化

注射液A（pH3.4、2 mL/アンプル）、注射液B（pH 8.6、2 mL/アンプル）及び注射液C（pH9よ10 mL/アンプル）をシリンジ内で混合する。薬剤師は各注射液のpH変動スケール（上図） ...

: 第103回薬剤師国家試験　問71

法律の規定を実施するため内閣が定めるのはどれか。１つ選べ。憲法政令省令条例条約解答・解説解答 2 解説１　誤憲法は、国の最高法規である。２　正政令は、法律の規定を実施するため又は ...

PREV: 第103回薬剤師国家試験　問54（必須問題）　腹膜透析用剤
NEXT: 第103回薬剤師国家試験　問56（必須問題）　腫瘍マーカー

Copyright© yakugaku lab , 2023 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.