8歳男児。学校の授業中に先生の話を聞いていない。着席しても落ち着かず、離席もあり、集中できず、ミスが多く、忘れっぽい。休み時間に大声を出したり、動き回ったりし、順番を待つことができない。知能は正常であるが周囲の子ども達となじめず、親が心配して病院を受診させたところ、注意欠陥・多動性障害と診断された。この疾患の病態及び薬物療法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- メチルフェニデート塩酸塩徐放錠が使用できる。
- アトモキセチン塩酸塩は他の治療薬に比べて依存性が強い。
- 環境調節などの配慮の必要はない。
- 主症状には、不注意、多動性、衝動性の3つがある。
- 主症状は成人期以降に消失する。

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