非ステロイド性抗炎症薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- アスピリンは、シクロオキシゲナーゼ(COX)のセリン残基をメチル化し、酵素活性を不可逆的に阻害する。
- チアラミドは、COX−1とCOX−2に対して強い阻害作用を示し、鎮痛作用や抗炎症作用を示す。
- ロキソプロフェンは、プロドラッグであり、アスピリンと比較して消化管障害を起こしにくい。
- インドメタシンは、プロスタグランジンE2の産生を抑制することで炎症による体温上昇を抑制する。
- ジクロフェナクは、COXをほとんど阻害することなく、鎮痛作用や抗炎症作用を示す。